三宅榛名の「音楽未来通信」
新年会の帰り 戸塚駅前の古本屋でふらりと見付ける
そういやフロスト警部ものも仙台は八幡の古本屋でたまたま手に取ったものだ 噂だけしか知らずに買って読んではまった
さて 三宅榛名
- 作者: 三宅榛名
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1984/09
- メディア: 新書
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小さいころから練習よりも即興を好みアイヴズの作品に惹かれ ジァンジァンで
企画プロデュースの連続演奏会を開き しなやかというのか人を食っているというのか ただのはったりでないないことは分かる
高橋悠治との対談もある
武満徹との対談3つほど読んだことがあるけど その当時高橋悠治は彼を批評でかなり辛辣なことを書いたりしゃべったりしたらしく その微妙な雰囲気が表れていておもしろかった 小澤征爾とか吉田秀和 大江健三郎との対談など殆ど馴れ合いといってよかったが 高橋悠治のなにかにつけ相手の発言にけちを付け武満徹が一生懸命その弁解をする様子はちょっと不思議でもあった
ここではそんなことはない お互いごくごく自然体で 二人の天才の音楽にかかわる日常生活や雑感が飾らず表れていて(飾るまいとする飾りは見えるが)たのしい
そのほかエッセイもわざとくずした語り口調 文体で書かれていて かなり悪ふざけが入っているのだが 言っていることは存外まじめである 口調は口調で無視するか別次元で楽しんで 中身はきちんと堪能するのがいい
山下洋輔 ビートルズ 武満徹 シェーンベルク等に関するほめてんだかけなしてるんだか の評
即興に関する多くのエッセイ 生活のユーモラスな記録
横浜の桜木町駅前にある中央図書館で共演のCDを見付けた
- アーティスト: 三宅榛名高橋悠治
- 出版社/メーカー: ALM RECORDS
- 発売日: 1991/01/01
- メディア: CD
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この手の曲の聴きかたもはまだよくわからないが ジャズの即興が形式的だといってさっさと飽きてしまうおふたりのことだから 初心者はまずジャズから聞けということになるのかもしれない
さいわい横浜図書館には多少はジャズのCDが置いてある
いつも以上にまとまらないな 疲れているのかな