能力と評価
最近会社で見聞きしたこと trinoのはてな そして若干のニュースを読んで思ったこと まだ練ってないけど練られないまま忘れそうなのでとりあえずメモ
ざっくり言うと 能力と社会的地位 という古典的なテーマについて
とある大会社の技術者と対応していたらあまりの能力の低さに愕然とした という先輩の話を聞く あまりに初歩的なことから教えなければならず 仕事に大きな支障が出ているらしい その会社全体への信頼感まで考えると 双方の損失は実に大きなものとなるのではなかろうか
しかし その会社はまさにその卓越した技術力で聞こえており 腕に覚えのある技術者くらい掃いて捨てる程いそうなところである なんでそういうことになるのだろう
そこからもう少し考えて 幸せな人生の過ごしかた などちょっと妄想の世界に入る
ある人が 自分の能力以上の社会的地位にいるということは まあその逆同様ざらにある話だろうけど その状態をどう考えるか
傍から見ると あの地位にいてあんな能力か とばかにするかもしれないが 当人からみれば そんな能力を持っていながらその程度の地位か などと嘲笑うのかもしれない
地位という言葉を使うととてもレベルの低い話をしているようで困るが ここでは世間一般の評価まで含めた広い概念としてとらえてほしい 実力と評価の乖離をどう考えるか といったほうがよいか
能力は 営業力でも論理的な推論の力でも記憶力でもプログラミング能力でも事務処理能力でもなんでもよい 当人を肯定的に評価する文脈の中で当人の能力とされている何か である
能力と評価の差は 単に世渡りのうまさ という僻みっぽい単語だけでは語れないなにかがあり それはいくつかの文章を読んでいてもやもやと感じるなにかを解明する助けになると思うのだが 大したことでもないことをおおげさに感じているだけかもしれない