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gymnoの自由談

音楽系、プログラミング系の内容 方針はいずれ

知るを楽しむ グレングールド ゴールドベルク

http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200805/tuesday.html
予告を見て危険を感じたが 実際に見てみるといい感じにまとまっていたと思った
番組の流れが音楽的でいい
最後のゴールドベルクを持ち上げすぎな感じはしたが というのは テンポは全体的には遅くなっているとはいえ 番組ではあえてはずしてあったけど曲によっては速くなっているのもあるし 重要なのは曲全体をひとつのテンポ 彼の言うところの パルス で統一しようと試みたところであり あとは結果なのではなかろうか
そして このパルス という考えは 番組の第二回だったかバーンスタインが異例のコンサート前の釈明をしたブラームスの2番と発想は同じである  ので 彼が生涯の最後で新しい境地に達した とか 今まで捜し求めていたものを原点に振り返って とかいう指摘は文学的にすぎると思う
もちろん彼はどのみちもうすぐピアニストを引退して指揮活動に入りたい とは言っていたのでしめくくり的な意味合いはあっただろうが 番組中でグールド自身が言っていたように 単に旧盤が気に食わなかったのだろうと思う

グールドの新盤での演奏風景は宮川さんの指摘したようにとても痛々しく かつて手が空けば力強く指揮をしていたのとは打って変わって手の先が殆ど震えているかのようにさえ見える  とはいえ もちろん変奏によっては相変わらずとても技巧的だったりもするのだが


とりあえず あわてて2枚のゴールドベルクをiPodに入れてみた
尤も この曲を味わえる時間帯は平日にはなかなか存在しない