gymnoの自由談

音楽系、プログラミング系の内容 方針はいずれ

図書館の本への落書き

どくとるの日記への感想がなぜかこんなところに
最近こっちにかいていないからね そこそこ一般的な話題だと思うので
といって論ずるというわけでもなくいつもどおり書きなぐるだけだけど


公共のものである図書館の本に傍線を引くことは許されない


というのが彼のもともとの文章 全面的に賛成したうえで以下
ちょうど最近図書館から借りて読んでいる本がまさにそういう状態だった
前に借りたひとが重要だと思ったであろう箇所がかぎかっこでくくられており 消すコストは傍線より小さいとはいえ やはり大いに目障りであることに変わりない
その本はわりとまじめな本だったが 読んだ人だけでなく本の価値まで下がってくるようにおもえた


書いた人は親切のつもりだったのだろうか 
というのは むかしは僕も書き込みをしていたのだ といっても誤植の訂正であり しかも学術書だったりすると一見間違いに気づかない可能性もある親切のつもりだった 
しかしあるとき友人の 途中計算も書き込んでるよ との発言に衝撃を受け 同時に自分の書き込みはより頭のいい人には同様に見えるのだろうか と考えるに至って現在すべての書き込みを自制している


この問題にそれなりに反応する理由は 図書館が好きだという理由のほかに 以前mixiで出たけどwikiとの関連がある  
wikipediadebian wiki opera wikiなど普段よく利用するwikiは 全ての人に開かれており はてなキーワードはてな市民であればだれでも書き込める そしてそれが現代用語辞典に載ったりするわけだ  もちろん宗教や政治など微妙な用語やIT用語でもいわゆる宗教論争といわれる話題群については 更新の禁止や定義などの記述を分岐させるなどの措置がとられている  


むかし読んだ本で ある程度大きなオーケストラ たぶんプロオケだろうが ある曲を一曲やると有名な指揮者がいろいろスコアに書き込んでいく それが貴重な財産となる と書いてあり素直に感動した
今なら 公開して世界のオケや音楽ファン 研究者の共有財産にしろ と思うけど まあオケの私有財産としても 書き込みが残ることはいいことだ  
先に書いた 誤植の訂正や ことによると途中計算の書き込み コメントなども ひょっとしたらそこの大学図書館の財産になりはしないか と思ったこともある
しかしCVSなどバージョン管理の方法でもない限りはやはりあきらめるほかないのであろう