ロバハウスへ
すばらしかった
自由学園の明日館これはみょうにちかんと読むらしいが明治時代の有名なアメリカの建築家の作品らしい
講堂ということで完全に自由席
マイクも電光表示もないがリコーダーにはふさわしい
アーティキュレーションというよりも息の勢いを縦横無尽に駆使する表現
曲はむかしTREが崩壊しかけたドルネルではじまった 20周年を迎えた彼らが最初の演奏会の最初に演奏したとのこと
曲にあわせて体がよく動く
ほかにバッハ編曲の調和の霊感11番のリコーダー編曲や14世紀の音楽 各大陸を渡り歩く特殊奏法にみちみちた現代曲から4人で水を入れたビンを吹く曲など多彩
楽器もビンの他に大型のタンパリング(ブランデンブルク5番的な長大なソロあり)歌やひざたたき足踏みなども織り交ぜてにぎやかこの上ない
特殊奏法についてはリコーダーは機構が単純なため ほかの管楽器より適しているのかもしれない
廣瀬量平だけでなく武満徹もいろいろ書いて欲しかった
部室に楽譜のあったラルフヴォーンウィリアムズの曲の演奏の揃い具合は恐ろしいほどだったし(曲自体はイギリスか日本の民謡のような親しみやすい音階ではあったけどかなり技巧的) アンコールのカルメンのユーモア 煙が目にしみる のとても深い響きなど とても価値のある演奏会だった
どくとると3人でイタリアレストランで夕食をとり 解散