gymnoの自由談

音楽系、プログラミング系の内容 方針はいずれ

マクベス

メール更新 うまく行くか
うまく行ったことをどう確認すればよいか

読むきっかけ
コロンボの10話目くらいか ロンドンが舞台で男女の俳優がパトロンをはずみで殺してしまう話を見た
その中でマクベスが劇そのものとしてまたコロンボの話の展開の形式として使われていたので そういや読んでいなかったなと
短いのですぐ読める
スコットランドで妻と組んで主君を殺して自分が王となった男が結局逃げた残党とイングランドに攻められて滅びてめでたし  という素朴な筋
それほどコロンボに反映されてはいなかったかな
あのコロンボは展開がいつもと違ってた
シリーズも定着し 作り方としてはコロンボという世界の上でいろいろ実験を試みるという感じが

3人の魔女が出てくるのが特徴的か
ブラッドベリの短編で 地球では科学的合理的な考えがはびこって魔法や幻想は滅菌され火星かどっかに落ち延びて という話があったが幻想側の代表がこの魔女だったあとはトールキンの指輪でエントの森が動いてサルマンを滅ぼすくだりは このマクベスのバーナムの森をきちんと作り直したもの とのトールキン
シェークスピアが森を本当には動かさなかったことに立腹していた



リア王もけっこう忘れてるのであれも読まねばならぬ
アシモフの短編でゴールドという題の テクノロジーを使った演劇を扱った感動的な話があるがその劇のひとつがリア王だった
もう一つが自作の神々自身であるところはご愛嬌