七里ガ浜
昨日 土曜日 また鎌倉へ
のんびり喫茶店でホットケーキを食べようと思い 軽い気持ちで向かう
目標はなるべく早く帰ってくること 寺も巡らないし美術館にも行かない あくまでおやつを食べに行く散歩とい
う位置づけ
惨敗
そもそも無理だった 例のホットケーキは作るのに時間がかかるため その時点で30から40分かかってしまう
のだ
その間のんびり雑誌を読んでいたが ちょっとそこまで という感覚ではないな
ちなみに前回おろかにもウィンナコーヒーを頼んでもてあましたので通常のブレンドコーヒーを頼む
おかげでちょっと名残惜しいくらいの最もよい感覚で食べ終えた
また来ることにしよう
で どうせ午後をつぶすならということで江ノ電に乗ってみた
名高いけどどう名高いのか実はよく知らないので 先入観なしで乗ってみる まあおそらく海岸沿いを走ることから
眺めのよさだろうな と当たりをつける
車体はとってもレトロ レトリシモ
これは一部の鉄道マニアを喜ばせるのだろう と思い乗り込むが混雑ぶりは想像以上
それもいいが いざ動き出すと窓の外は民家やら崖やらがせまって景色どころの騒ぎではない
なんたる路線か
それでもしばらくすると右手にちらちら海岸が見え隠れし かと言ってそれ以上海がよく見えるということもないの
で 七里ガ浜という駅で途中下車 は出来ないので泣く泣くまだ使える切符を手放す
そして生まれたばかりの小亀よろしく海岸を目指す
サーファーはあちこちに見られたが いくら海亀に成れる千載一隅のチャンスといえども寒そうなのでやめる
しかしね 海とはよいものだ
おまけにちょうど夕日タイムで 水平線ではないが向かいの半島に日没するのを眺めることができた
だいたい沈み切るのに一分半かかっていた
ということは 24x60:1.5=360:直径 ということで8分の3度
普通太陽の直径は0.5度と言われているのでいい線か
なお これは夕日のため かくやくはしておらず よって切腹しようとも思わなかった
もっとも刃物といったら鉛筆削り用のナイフしかないので これで切っても痛いだけだな
なによりよかったのは富士山が見られたこと
そういや名古屋学会に出て以来だな 噴火しないかな と眺めていたがそういう徴候はないようだ
海と太陽と富士山 うむ まあよい土曜だったのではなかろうか