gymnoの自由談

音楽系、プログラミング系の内容 方針はいずれ

引越し作業中のペーパーチェイス

眠い なんとか起きられたけどまだ作業は残っている 間に合うだろうか このネットワークとも今日でお別れ 明日現地でちゃんとつながるだろうか もう明日の今ごろは新幹線か 本が多い
久しぶりにmixiではなく こちらに書いてみた まだ読んでくれる人はいるのだろうかmixiで読んでくれる人はこちらも見ているのだろうか


昨日ペーパーチェイスという映画を見た 昔なにかの拍子でちらりと見て感銘を受けたのだがビデオは廃盤になっていてツタヤにも置いてなかったので中古ビデオ屋で探し回っていた
幸い友人が法科大学院の教授から借りてきたので運良くありつける といってもこの時期なのでかなり無理はあるが

ペーパーチェイス [VHS]

ペーパーチェイス [VHS]

ハーバードロースクールのお話 向こうでは法曹や医師は大学院から専門的な教育を始めることになっている 学部は教養空間というわけだ ということは日本で6年くらいかけている過程を2年3年くらいで身に付けてしまうわけでその密度たるや途方もないらしい
もちろんものには限度があっていくらなんでも3倍の内容を叩き込むわけではなく たとえば専門知識の体系にちがいがあってアメリカの方が学びやすくはなっているらしい 覚える法律の量がずっと少ないとか

にしても弁護士天国あるいは弁護士地獄のアメリカのこと 成績重視の傾向は日本よりすごい 重圧で脱落するもの学力を鼻にかけて性格のゆがんだものなどそういう環境下で当然発生すべき連中が発生することになる 主人公はまあましか 原作者はやはりハーバードロースクールの出身らしい

以前見たときは高校くらいだったと思うが いわゆるソクラテスメソッドに基づいて厳しい質問を矢のように投げかける教授と 充分に準備してさえしどろもどろの学生という授業風景に衝撃をうけたものだが F教授のゼミを経験した身としてはあれくらいは優しさがじかに感じられるようにも思える むしろ脱落者としてはあれくらい積極的に学生をいじって欲しいと思うのだがそれは愚痴だ そういや彼のところに新しく入った修士1年はとても優秀らしく 一緒に彼とドイツにおそらくマックスプランクの彼に会いに行ったという話をリンデンベルから聞いてややへこむ  いいさ

「卒業」以来の青春映画との評もありヒロインは美人 ジョンウィリアムスのやや若い音楽もなかなか魅力的でおすすめ