gymnoの自由談

音楽系、プログラミング系の内容 方針はいずれ

披露宴とwindowsプログラミング

乱暴な比喩のはなし



カラオケ6曲に出し物に色直し退場二回(一回は新郎と新婦別々)で二時間半で終わるはずなし
時間過ぎてからのキャンドルサービスは実にやる気をなくす 
とはいえ新郎のピアノ伴奏による新婦の手紙朗読という趣向はなかなかおもしろかった


司会は大変だ
前日までに決まっていることは半分もないだろう
開始数十分前にさらに3割聞き 2割は本番中というところか
綿密に完璧なスケジュールを頭の中に組み立てていたらとてもやっていける仕事ではない
単純で大まかな構造を抽象的に頭の中に描けるかどうかが勝負だと思った


それにしても司会が君臨して進行をとりしきるのかというと かならずしもそうでもない
流れを強引に断ち切って次の出し物に入るという力はもとめられるが 
なにしろスタッフの一部はお客様なのだ 司会といえども手足のように動かすわけにはいかず カットはもちろん不可 出し抜けの出演にも極力したがい なおかつスケジュールを狂わせてはならない
あるいは料理のできるスピードはさまざまな不確定要因によりどうにでも変動する


しかし 大まかな流れ すなわち
迎賓新郎新婦入場乾杯ケーキ入刀色直し再入場両親への花束手紙新郎新婦退場送賓 
といった中に適当にスピーチカラオケその他の出し物を入れる 
というテンプレートは殆ど揺るがない コース料理のように全体としての最適解が決まってしまうのだろう


だとしたら司会の仕事は 全てテキストエディタを使って手打ちでコードを書いていくコンソールアプリの開発より GUIのIDEの助けを借りて windowsからのメッセージを受け取ってふるまいを決め それらのやりとりを通してある意味受動的に物事をさばいていくやり方にちかい
物事が大きくなると官僚機構のようなものがどうしても必要となってくるのだ
これは良い悪いの問題ではない  これを拒否すると天才的な司会(いろいろな職業に置換可)の存在を前提とすることになるが そんなあやういことはとてもえらべない