gymnoの自由談

音楽系、プログラミング系の内容 方針はいずれ

ほぼ日ペルシャ音楽バージョン

なんとなく ほぼ日刊イトイ新聞というのを久々に読んでいたら
http://plaza.rakuten.co.jp/catfrog/diary/200509250001/
http://www.1101.com/nakazawa_info/index.html
突然winampで聴いていたペルシャ音楽のネットラジオ Radio Darvish
http://www.toloee.com/radiodarvish/
から日本語が流れてびっくりした  日本語のインタビューの動画があったのか


以前も書いただろうか 武満徹のピアノ作品を
mp3化した高橋アキの演奏と CDによる高橋悠治の演奏を 同時にパソコンで聴いたことがある
天才兄妹 夢の競演
最初はもちろんほぼ同期していたのが だんだんカノンのようになっていき そのうち エコー
しまいには間隔が空きすぎて 主題の回顧のような趣きさえ生じてたいへんおもしろかった
タッチの違い(緻密で繊細な妹と しっかりとらえてはいるがどこか投げやりな兄 もちろん意識的に)や録音の残響の差もおもしろい

高橋悠治の音楽の反方法論序説でもあったように
http://www.aozora.gr.jp/cards/000059/card374.html
コンピュータの音と組み合わせるには モダン楽器よりも民族楽器や古楽器のほうがおもしろい
h音楽監督いうところの 寛容さ だろうか なんて
インドのラーガとソニーの製品紹介のページを組み合わせた時も 単純な電子音による和音と独特の打楽器のサウンドが対比されていた上に男声による製品の説明がやわらかくも無機的にかぶり 割合興奮した


坂本龍一が NHK−FMでしゃべっていたが 自分の作品に対するオマージュで一番おもしろかったのは ピアノトリオで編成されたアルバム 1996 に収められている曲に韓国かなにかのラップを重ねたものだ とのこと
音楽にことばを乗せるとき お互いの内容が異なっていたほうが表現力が増す その意味で中沢新一ペルシャ音楽では芸がなかったかもしれない もちろん偶然の産物ではあるのだが
それにしたって やはり言葉と組み合わせるのはおもしろかった 異質なものの出会う空間というのは独特の魅力がある  というとシュールレアリスムになるのだろうか ミシン台と雨傘
ある種の開放感だろうね   


さて パンもうまく焼けたようだし ご飯を食べてpythonをいいかげん終わらせるか